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研究フォーラム

公開日:2026.07.25  最終更新日:2026.10.20

青木・黒田らは、日本のデザイン行政と振興活動についての基礎的資料の公開と研究活動を続けており、2026年に「1972年答申にみるデザイン行政の転換による新しい論理形成―栄久庵憲司の思想と通商産業省デザイン課の戦略」と題する論説を芸術工学会に提出、7月に採択されました。この論説が主題としている1972年「デザイン奨励審議会答申」は、それまでの輸出振興から国民生活の充実とそれに対応した産業の高度化を目指そうとする方針転換を謳ったもの。この背景には、1973年に日本で開催されたICSID世界デザイン会議を推進する栄久庵憲司の行政への働きかけと、それを踏まえたデザイン課の戦略展開が窺える。この論説は、これらの経緯を辿りながら、デザイン課がデザインについての新しい行政論理をどのように形成していったかを論じています。