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研究フォーラム

公開日:2024.12.25  最終更新日:2025.01.22

「日本デザイン学会・プロモーションデザイン研究部会(代表青木史郎)」は、日本のデザイン先進企業におけるインハウスデザイナーの活動とその今日的意義について共同研究を進め、2024年12月にデザイン学会誌特別号「インハウスデザイナーが生みだした資産ー新しい領域拡大をめざした1990年代」を刊行しました。この特集号では、河原林桂一郎「拡大するデザイン領域のデザインー1990年代の東芝デザインの変容」、大澤隆男「協創価値をデザインするー日立のコミュニケーション&エクスピリアンスデザインの取組み」など、当時のデザイン部門長による学術的研究が掲載されており、この時代に展開された活動が、今日のデザインを切り開く胎動的活動となったことが、あらためて理解できます。 デザイン学研究特別号 21巻(2024)1号